Cymbidiumのメリクロン苗、実生苗を、このように育苗できる感性を持てば、
ほとんどのランは無造作に栽培出来るものである。
この点から考えると、Cymbidiumというランは、ラン栽培の原点である。
Cymbidiumというランは、一見、大柄だから粗雑な性質に見えるが、
ランの中では最も繊細で、微妙な、密やかなところがあり、
作れば作るほど難しくなるランである。
どうも、近頃のCymbidium栽培というのは、
大量生産の市場に捨てる鉢物栽培が、趣味の本にも書かれているが、
メリクロンから開花までの栽培法と、何十年も株を保存する栽培法は全く別物で、
Cymbidiumは「光を好む」と記され、5月は日光に当てる・・・・・栽培?
全然・・・・。
宇井清太はCymbidiumが専門。
45年この育苗環境で栽培してきた。
ヒマラヤ、ダージリン 霧の町。
モンスーン気候の原点。
この条件であれば、ほとんどのランは作れる。
紫外線カット。
霧の散光。
葉の温度検温、夕方潅水。
ペクチン潅水法。
猛暑に勝つ!
SUGOI−ne2号ゴールドによる
Cymbidium育苗
宇井清太
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